電化製品の引っ越し準備

家電製品は引っ越しのとき、そのまま作業員が持って行ってくれそうなイメージがあります。運んでいる様子などはよくCMで流れていますよね。

しかし実は事前に準備しないと運べないケースがあります。大型の家電ほどやることが多いので、事前にしっかり確認しておきましょう！

まず冷蔵庫は中身が入っていると運んでもらえません。引越し当日までのスケジュールを計算して、食べきるか処分するかを進めてください。

引っ越しの前には、事前に『水抜き作業』が必要です。

このほか、こびりついた霜も溶かしておく必要があります。霜取り機能がついていない冷蔵庫なら、引っ越しの2～3日前から電源を抜いて霜取りを始めるのがベター。

洗濯機も、冷蔵庫と同様に水抜きが必要です。

水抜の方法は、洗濯機の形（タテ型・ドラム式など）やメーカーによっても変わります。取扱説明書に書かれているのでそちらを読むか、ネットで型番を入力して水抜のやり方を参照しておきましょう。

このほか、ホース内に溜まった水も事前に切っておきましょう。

ファンヒーターやストーブは内部に灯油が残っていると運搬してもらえません。そのため必ず引っ越し当日までに灯油を抜いておく必要があります。

抜き取った灯油も、基本的にはポリタンクでも運搬することはできません。自分の車に積んでおくか、ガソリンスタンドなどで処分してもらってください。

パソコンは精密機器でデータ損失の恐れがあるため、運搬時に注意が必要な家電の一つ。データ破損は『内部故障』となるため、引っ越し業者の賠償責任保険の対象外となることが多いです。

そのためパソコンは運んでもらえないと考えておきましょう。基本的には自分で運ぶものになります。引っ越しの前には

をやっておき、段ボールには「精密機器」「パソコンにつき取り扱い注意」のように誰が見ても気を付けられるよう目印を付けておきましょう。